5/5 良いものを持っているならトリックはいらない。(トリックを何というかは難しいが一つの例で言うと、「一発技?」「サプライズ技?」)

ーHMC 「ちゃんとした良いものを持っているやつにトリックなんて必要ないんだよ。」

「トリックが必要なのは、ちゃんとした何かを持ってないやつだ。

それで一発奮起して目立ったりするが、長くは持たないだろう。」


シンガーソングライター「17歳 田頭 佑子(仮)」です! 

昨日、天文館のアーケードを歩いているとこのように大きく書かれた女の子が路上で

ギターを片手に歌っていました。

「田頭佑子 17歳」

すごい。。。

17歳だって。。

と思いました。


でも目的によるのかな~とも思いました。


「お金稼ぎ」ならやり方は間違っていないと思います。

いや、「お金稼ぎ」なら

「田頭佑子 17歳 ギヴミーマニマニマニー(笑)」

くらい書いてあるともっといいかもしれません。


本気でプロを目指しているならちょっと違うのかな~とも思いました。

もしかしたらこのやり方でも正しいのかもしれません。

売りは「17歳」なんですよね?

もし「17歳」を売りにだして売れたとしたら

「23歳」になった時に干されてないかな?

とも思ってしまいます。

もちろんきっかけが「17歳」でもそれはただのきっかけであって

本人の努力次第で年を重ねるごとに歌唱力がアップし、「17歳」キャッチコピー以上の、

キャッチコピーが霞む程の肩書が彼女には出来上がってるかもしれません。


それに 17歳~24歳→シンガーソングライター  25歳~→音楽プロデゥーサー

というような道も切り開けていく可能性もあります。


個人的に、本気で歌を売りたいなら「17歳」ってアピールするのは違うかなと思ってしまいました。



歌唱力に自信があるなら。





極端に言うと、良いものを出していると(自信があると)無愛想でもいいのではないかと思う


約3年ほど前に「コーヒーソルジャー」というお店の店主さんと

あるレストランのカウンターで横並びになり

少しお話する機会がありました。


人は見た目では判断できないですが

そのお方は明らかにいい人そうでした。

ただ個性がありそうな感じもありました。


名刺を貰い、私と一緒にいた友人が

「ソルジャーってどういう意味?」

と言ってきたので

「ソルジャーは・・・・戦士じゃない? コーヒー戦士的な?」

と答えていると

コーヒーソルジャーの店主さんは

「違います。」

と仰いましたが、訂正して本当の意味を教えてくれる訳でもありませんでした。


私は全然不快に思わなかったのです。

こだわりが強くて、個性的な人だな~と思いました。


次の日の朝一番、早速コーヒーソルジャーさんにコーヒーをテイクアウトしに行きました。

前日と同じ淡々とした感じでコーヒーを注いでくれました。


買って帰ってきてコーヒーを友人に渡すと

「これ?油が浮いてんじゃん?」

「うそ?そういうもんじゃないの?何かの間違いでしょ・・・・」

「なんか油使ったものをしっかり洗えてないとかじゃないの?朝一でこんな感じだったらさ」

「そんな適当な仕事をする人には感じなかったのに・・・」


その日からコーヒーソルジャーさんが大嫌いになりました。


半年後くらいに、あるコーヒーショップの方からこういう話を聞きました。


「本当にいいコーヒー豆からは油がでるんです。」


その日からコーヒーソルジャーさんに対して懺悔の気持ちがいっぱいで

今ではコーヒーをあげた友人の事がすごく嫌いです。



でもやはり、コーヒーソルジャーさんの人柄は勘違いされる事があるようです(笑)

昨日、

「あそこの店員は本当に無愛想な顔でコーヒーを渡してきやがる!」

と言っている人がいました(笑)


人によっては不快にさせてしまうかもしれません。

しっかりとした接客サービスまで求めてる人に対しては

もしかしたら気に触ってしまうかもしれません。


ただ、そういう方がいるにも関わらず

何故ずっとお店を構えていられるのでしょうか?
(少なくとも私の知る限りでは最低4年以上)


これは接客サービスの付加価値でなく

商品自体に本物の価値があると言う以外の何物でもないのではないでしょうか?


リピーターがつくのは、コーヒー自体に魅力がある。

カウンターで飲んでいる人がいるのは、「徐々に考えを教えてくれるタイプ」かもしれない。

という事かもしれません。


私はコーヒーソルジャーさんの「コーヒーセット」をプレゼントしてもらった事がありますが

その方に

「お!コーヒーソルジャーじゃないですか!」

と言うと

「知ってるんですか??ここすごく美味しいですよね!」

と嬉しそうに仰ってました。


この間は、あるお客さんがお店に来た時に

コーヒーソルジャーのお持ち帰りカップを持っていたので

「お!コーヒーソルジャーじゃないですか!」

と言うと

「渋いチョイスでしょ?」

と嬉しそうに仰っておりました。



トリックはいらない

本当にいい物をだしていれば

綺麗な内装も、若い年齢も、最高の笑顔も必要ないのかもしれません。

もちろん万人にはうけない覚悟も必要です。