9月

10日間

2016/09/17

※とても長いので気を付けてください。


・目的地 グアテマラ

・理由 あまりよくわかりません。

ただ、このタイミングで行っておかないとという事。

今行かないと、いつまでも考えてしまうという事。

行ったことが無い所。

そしてなるべく遠い所。

イスラム圏か中米。

中米でジカ熱にかかっても他人に迷惑はかからない。

イスラム圏でもしとっ捕まったら人に迷惑がかかるという事。

中米ならグアテマラが真っ先に出てくること。

エアチケット取ってみたら、乗り継ぎが初めに行こうとしてたLAだったこと。

行くと決まって、調べ始めたらすごく面白そうな国だった。

【旅程】                                                                                                                                

・9/5  0時05分 羽田発→ 9/4 18:30 LA着 → 9/4 23:50 LA発 → 9/5 06:40 グアテマラシティ着 07:30 グアテマラシティ発 → 9/5 08:30 フローレス着 → フローレス島探索、動物園、などなど

・9/6  3時ティカル遺跡へ出発 → 16時ホテルに帰ってくる→ グアテマラシティへバス移動、

・9/7 6時グアテマラシティ着 → 9時 アンティグア着 →12時 アティトラン湖着 →パナハッチェル(クロスロードカフェという所に行く)→15時 サンマルコス (アジャラという日本人が営むお店に行き情報収集)→17時 サンペドロ(日本人宿宿泊)

・9/8 バケーションスタート→サンペドロでカヤックや乗馬や登山

・9/9 アティトラン湖周りの村を探索

・9/10 アンティグアへ移動 街を探索、ホンジュラスのコパン遺跡ツアーの予約

・9/11 ホンジュラス コパン遺跡へ

・9/12 アンティグア コーヒー農場見学か登山

・9/13 移動 7:30 グアテマラシティ発 →11:45 LA着 くっちゃん(高校の先輩)と合流→サルベーションマウンテン、ジュシュアツリーへ、

・9/14 10時30 LA発 → 9/15 14:30 成田着



という感じで、今回はばっちり予定を組んで望みました。

ホンジュラスのコパン遺跡は、ちょっとスタンプラリー的な感じだったし、

ティカル遺跡で遺跡はお腹いっぱいになるかもしれないので、

アティトラン湖の居心地がよければ、ホンジュラスは無しにしようくらいの感じでした。

9/5

とにかく!一発目が勝負!!

着いてすぐの乗り換え、5時40分グアテマラシティ着→6時30分フローレス行の便にさえ乗れれば全てはうまくいくはず。

予定通り5時40分着、飛行機降りてイミグレーション通過!!

息を切らしてアビアンカ航空のチェックインカウンターに並ぶと、

係りの人が「パスポートを見せて」と行ってきたので、渡す。

チェックしてる。

係り員「アビアンカに6時30分発の飛行機なんてないよ?」

小川「そんな?でもEチケットにはほら?書いてますよ?」

係り員「いや、うちは7時30分のしかないよ。向こうのタフ航空じゃない?」

ダッシュでタフ航空へ。

タフ航空の係り員「フローレス行は最近できた別の空港からだよ。この住所にいきな。」

そんな馬鹿な。。。でもダッシュだ!!

タクシーに乗って10分、間違いなくぼったくられて別の空港へ。

6時10分。

タフ航空に入ると、ぞろぞろと飛行機に人が乗って行ってるのが見える。

よっしゃ!!俺もダーーーーっシュ!!!しようとしたら、係員に止められる。

「チェックインは30分前までです。」

「え?でも俺チケット持ってるよ?」

「ダメです。次は夜の7時半です。+100ドルです。」

そんな馬鹿な。

(そういやアビアンカが7時30分って言ってたぞ。。。チケットは無駄になるけど。。。)

てことで元の空港へダーーーッシュで戻る。タクシーの料金さっきより高いけどどういう事?

急いでアビアンカ航空へ。

小川「7時30分のフローレス行をください。」

係り員「はい。フローレス行は夜の7時30分ですけど大丈夫ですか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな馬鹿な。。。。。。。

あ~。。。。。。そんな馬鹿な。。。。。。

スタートが勝負だったのに。。。。。

どうしよう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もいいいや。。いやよくないけど。

とりあえず・・・・・・思いっきりうずくまってみよう。。。。。。

周りの目も気にせず(それまでも気にできる状況じゃなかったけど)思いっきりうずくまってみました。

??????????

そうだ!!!バスがある!!!!!!

よし!!コペルニクス的発想の転換だ!!

空がダメなら陸だ!!

とりあえずメガネをコンタクトに変えよう!!

ってことで、結局バスで11時間かけてスタート地点のフローレスに着きました。

とりあえず宿とって、寝たのは0時でした。

9/6

2時起床

3時発→ティカル遺跡サンライズツアーに参加

ティカルの感想はありきたりになってしまいそうなので写真だけにしておきます。




ティカルから戻ってきて、ようやくグアテマラ発のご飯。

といっても夜にまた10時間のバス移動が控えてたので、スープに。

最高でした。あのよくわからないスープの事は3年は忘れないと思います。

9/7

フローレスからグアテマラシティまで10時間。

バスを乗り換えてアンティグアまで2時間。

ツーリスト会社に行き、パナハッチェル行を探すと

12時しかありませんでした。。。

時刻は8時30分。

係りの人「アンティグアを散歩してきなさい。」

はーい。

という感じで散歩していると、別のツーリスト会社を発見。

念のため聞いてみると

「パナハッチェル行きは12時だけど、サンペドロ行きは9時があるよ。」

OK!!!ムチャス グラシャース!!!

てことで急遽行先をサンペドロに変更。

※アティトラン湖には12個の街や村が存在します。13個、14個という人もいましたが。。。

イエスの12使徒にちなんでらしいです。嘘か本当か分からない。

一番大きい街がサンチアゴ、観光の拠点パナハッチェル、旅行者に人気なサンペドロ、スピリチュアルな町サンマルコスといった感じです。

順番は変わるけど、とりあえずサンペドロに着けばOkという事で出発。

バスが出て一時間。

あれ?携帯がないぞ。

嘘でしょ。。。。

でも、さっきのツーリスト会社の人達めっちゃいい人たちだったし、アイルビーバックって伝えといたし

サンペドロ着いて電話借りて、話しすれば大丈夫!!なはず。。

それから気が気じゃない状態で2時間。

運転手「みんなサンペドロでいいんだよね?」

???????

え?

運転手「サンマルコスはいない?みんなサンペドロ?」

乗客全員「イエス」

そうなんだ。

じゃあそれならって事で

小川「セニョール!俺サンマルコスで!!!」

って事でサンマルコスに一人到着。

とりあえず宿だ。

宿に行って電話しなきゃ。

と歩いていると、

3人の少年「タクシー??」

小川「ノータクシー、ホテル!!どこ?」

1人の少年「なんとかなんとかかデルラゴじゃない?」

小川「どっちがいいの?」

3人の少年 声をそろえて 「デルラゴ!」

OK。デルラゴで決まりだ!


って事でホテル デルラゴへ。

携帯はありませんでした。

とにかくうずくまってみました。思いっきり。

コペルニクス的発想の転換です。

もしもの時の為に古いアイフォンも持って来てたので。

とりあえず町を散策だ。ということで、

歩いていると山の上にお寺みたいなのを発見し、

そこに行く事に。

すれ違う人にどうやって行けばいいか聞くと、「花」のマークの目印をたどっていけば着くよ。

と言われたので、迷いまくってなんとか着きました。

ロシア「ここから先は16時からのヨガ教室を受ける人だけしか入れないよ。」

という事で人生初めてのヨガを。

その夜、宿でご飯を食べているとこういう話になりました。

スペイン「どのくらいここにいるの?」

小川「いや、一泊して明日にはサンペドロに行こうと思ってるよ。」

スペイン「なんで?」

小川「いや、サンペドロには日本人宿があるから。」

スペイン「10日しかないのに、数千キロ離れた場所でもあなたは日本と同じ事がしたいの?」

小川「だよね。。。」

スペイン「サンマルコスを拠点にサンペドロにも行けばいいじゃん」

小川「じゃあそうしよっかな。」

ホテル デルラゴは1泊1000円しないくらいで、サンペドロよりは少し高いけど、

オーナーがアメリカ人夫妻で、スタッフはオーストラリア人やアメリカ人がボランティアで働いているという感じで、

何か居心地が良さそうだったので、ここでいいかなという気もしてました。

※途中からなんとなく感じてたのが、すごく植民地感を感じました。

グアテマラの民族の土地で文明を持った白人が商売を始める。

グアテマラ人が使われてる。

何よりグアテマラ人があまり楽しそうじゃないし、親切な人が少なかった気がする。t

という点は、よろしくなかった気がします。

スピリチュアルな所だということで、本物は本物だ ったと思います。

早朝散歩とかしてると本格的に太極拳をしてる所とかもありました。

(勝手に参加しようとしたら、すごい勢いで止められました。お前予約してないだろ?的な感じで)

だけど、本物の周りにたくさんの偽物も集まってる気がしましました。

0時就寝。

9/8

コケコッコーと共に3時に目が覚めてしまう。

とても寒い中、朝日を待つ事2時間半。

ドーン!ドーン!

と音がなるので、サンペドロでは朝まで祭りをしてるのかな~と思ってましたが、

どうやら火山の噴火の音でした。

最高。

湖をボートで周遊して町観光へ。(人種が変わっただけでやること一緒。。)

すごく嫌な事がありました。

夕方帰ってきて、かっこつけた服装から、すぐにいつもの仕事の制服のズボンにはきかえました。

(結局最後までいつものズボンでした。)

もうダメだ!

日本人に会いに行ってやる!

近くに「アジャラ」というお店を営む日本人のレストランがあるはずなので、そこに向かいました。

着いてみると、なんかすごく不気味で怖い。

ここにあるの???

引き返そうかな。。。

いや、ここをくぐれば日本人が待ってる!

恐る恐る門を開けて入って行くと、

明らかに幽霊屋敷感が満載でした。

本当にここかな~

とりあえず こんにちわ~と5回くらい言ってみました。(こんばんわの時間だけどなんか怖いからこんにちわにしときました)。。

誰も出てこなくて、ドアが開きそうな所があったけど、開けたらやばい気がしたので、ひとまず帰りました。

※後日、デルラゴの人に聞くと、アジャラの人はお店を閉めてどこかへ行ってしまったらしいです。開けなくてよかった~

宿に帰ると、オーナーが「今夜はキャンプファイヤーだからな」と言ってきました。

絶対行きたくない。

9/9

とても早く寝たせいで、2時に目が覚めました。

とりあえず朝日を見て、朝食食べて、

よし!また山の上の寺に行ってみよう!

また迷いながら山のお寺へ。

着いたらドイツ人が僕の事を覚えていてくれてて、

「タイスーーー!!」と叫んでました。

タイスって。。。。

ヨガしにきたと言うと、ヨガは7時からだから次は16時だよ。

と言われました。

でもなんかここ面白そうだからちょっと探索させてよ。

というと、今からみんなで朝ご飯だから

それが終わったらガイドしてくれるという事でした。

とりあえず少し距離を置いてて寝転がっていると、

何か呪文が聞こえてきます。

朝食の方を見てみると、5、6人で手をつないで輪を作り

何か呪文を唱えています。

え????

そして最後に

「シャーンティーーシャーンティーーー」

と言ってお祈りしていました。

いや、ここなんかやばいでしょ。

一人ずつお皿を持って僕の方に来ます。

一人ずつ自己紹介が始まります。

いや、でもなんかやばいでしょ。

ご飯が終わり、僕はやぎの散歩に連れて行かれました。

山を30分くらい更に登って、休憩して降りてきて、

お寺の門をくぐって急な階段を登ろうとした時、

後ろから現地の人が「セレモニーは済んだの?」

と言って来たので「え、セレモニーって何?」

と答えると「イニシエーションだよ。」

いや、イニシエーションって。それなんかやばそうじゃん。

。。。。。。。。。。。。

お寺の人たちはすごく親切な人達だったけど、

階段は登らず山を下りる事にしました。

デルラゴに着くと。。。。。。嘘でしょ。

お寺の一人がデルラゴの受付にいました。

嘘でしょ。

悪いけど知らないふりをしてその場を通り過ぎました。

オーナーが、「今日もここに泊まるの?」

と言ってきたので、「オフコース!」と言うと

「今夜はカラオケナイトだから必ず降りてきなさい。」

と言いました。

グアテマラに来て5日。

お腹の調子も万全だったので、3時のおやつに屋台でエンパナーダという郷土料理を食べました。

夕方、一度日本人宿に行ってみようと思い、サンペドロへ向かいましt

宿の入り口に近づくと入り口のすぐ後ろから日本語が聞こえてきyました。

だめだ。入っちゃだめだ。

すぐに引き返しました。

帰ったらカラオケナイトでした。

すごくいい時間でした。

もちろん僕は歌っていません。が、強要もされませんでした。

カラオケナイトが終わり、そこからが地獄の始まりでした。

昼に食べたエンパナーダが僕のお腹で炸裂しだしたのです。

動けなくなり、最後に口からバックトゥーザヒューチャーしたらすっきりしましたが、

エンパナーダは今日まで僕のお腹で革命を起こし続けました。

9/10

ツアー会社で、馬に乗る手配をしていると、

「携帯は見つかった?」

と声をかけられました。

アティトラン湖行のバスが一緒だったイスラエル人たちでした。

一緒に馬に乗る事になり、町を走っていると、5、6人の日本の人たちがこっちに歩いてきました。

彼らはおそらく長旅。

昨日、もし宿に入ってたら。。。。

何が正しいのかわかんないです。

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日付とんで

9/12

最後の夜はスシナイトでした。




人生初のスシローリングをまさかグアテマラでする事になるとは思いませんでした。

アティトラン湖からアンティグアまでのバスで寝ている時、

早速デルラゴの夢を見ました。



あそこがスピリチュアルだったかどうかは、分かりません。

この先、そうだったんだな~とか分かっていくんだと思います。


切り替わって

9/13

12:45

ロサンゼルス着。

出口でてすぐにくっちゃんを発見して思わず抱きついてしまいました。

そこからサルベーションマウンテンへ。

アメリカの大地は走るだけで最高のディズニーランドです。


ジョシュアツリーに着いたのは夜でした。

キャンプファイヤーして色々な話をしました。

帰路につきます。

帰りは楽しみしてたカジノだ!!

車を走らせるとくっちゃんがとっておきの場所があるといいつれていってくれました。

車を降りると、巨大な木たちが門番をしてます。

そこを通ると野生動物たちが「誰か来たぞ!」雄たけびをあげます。

寝てないせいか、力が抜けていく。

くっちゃんが丘の上の方に先導する。

耳鳴りがする。

行くなってことなのかな。

一歩踏み出す。

耳鳴りがやむ。

大丈夫だ。

頂上につく。

「くっちゃん。。。。。。これ、、、、なんなの?」

すごいものがありました。

笑いがでてしまいます。

馬鹿みたいだけど、

「ここだったんだ。。。。。ここにいたんだ。。。。」

という感じでした。

寝てないのもあったけど、それに触ると力が抜けて立てなくなってしまいました。

ここって、なんてとこなの?

名前を聞いて、だからか。という感じになりました。

そこから羽田に着くまで、ずっとそこの事が頭から離れませんでした。

今はあの感覚は思い出せません。

アメリカはデザートだと思ってたけど、ここがメインでした。

ここに来るためにわざわざグアテマラに寄り道した感じです。

くっちゃんに

「一体あれはなんだったの?あそこって有名なの?人に言っていいの?」

と言うと

「別にいいんじゃない。すごいとこだし。みんなに知ってほしいし。」

でも

『みんなが知るべきじゃない』

僕もそう思いました。

カジノに着きました。

車から降りれません。

くっちゃん5分待って。

5分後。

くっちゃん、ごめん。俺あそこには行けないわ。

「頭の整理がついてきてないんだね。わかるよ。ここからはすごい欲望がでてるもんね。結構敏感で繊細だね。」

「帰ろうか。」

という感じになりました。


グアテマラの旅がすごいチャラいものに感じてしまい、

全ての写真を消去しました。(とは言ってもハイライトはフェイスブックに保存してあります。)

たくさんのお土産を持ってる自分が馬鹿みたいに感じて、

お土産全部くっちゃんちに置いてきてしまいました。

くっちゃんごめん。お餞別をくれた方々、近所の方々、すいません。


何を鹿児島に持って帰ってきたかわかりません。

この10日間の大きさは、これから時が経っていってどんなものなのかわかっていくんだと思います。

仕事的にはヨガのすごさを知れました。

やはりおがわ屋のストレッチコースは「サボるジム」であってサボることなのです。

身体を柔らかくするなら、ヨガはすごく効果的なんだと実感できました。


ただ一つ、確実に持って帰ってきたものがあります。


それは



足の裏の臭さです。







11日間ありがとうございました!

2016/09/16

本日より営業再開します!

御来店お待ちしております!!!!

ありがとうございました!!!!!!!!!!




知らせ~9月の営業日について~

2016/09/01

9月の営業日についてのお知らせです。

誠に勝手ながら

9/4(日)~9/15(木)までの間は、自由研究(またの名を研修、またの名を夏休み)の為、

お休みとさせて頂きます。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。

※9月の店休日

9/4~9/15、 9/27

となります。

ご確認ください。