6月3日 様をつける事

先日、早朝から道に迷ってしまい、山の中のお寺に到着しました。


なんかすごいとこだな~と思い散歩していると、お寺の住職さんが来て

「そこに入ってはダメです!」

と注意されてしまいました。

それもそのはず。

立ち入り禁止的な竹の棒を越えた所がすごそうだったので、ついつい突破してしまってました(汗)


その後、住職さんがせっかくだからと御堂を開放して案内してくれる事になったのですが、

ドアが開いてすぐ、二つの迫力のある目が僕をにらんできました。

ど真ん中の不動明王様でした。

そして右に薬師如来様。

そして左に・・・・・・

空海様!!!


僕はかなり空海様を尊敬しているのですが

なんというか、真言密教徒でもないのに「様」とかつけるのが何かこっぱずかしかったので

「僕、結構空海の事好きなんですよ。」

と言うと

「様!!です!!!空海様です!!!」

と少しテンションを上げさせてしまいました。



山口県では、今でも吉田松陰の作った教訓的なものを小学生は毎朝大きな声で朗読するらしいです。

そして吉田松陰様。とみんな「様」をつけるほど今でも敬われているのです。


僕も他県の人に、西郷さんの事を「西郷がさ~」とか言われると少しイラっとするかもしれません。


様の付け方って難しいですよね。

付けない時は、雰囲気で「さん」とかで様子を窺うくらいがいいかもしれませんね。


という事で、明日は皆「様」のご来店を心よりお待ちしております!