9月14日

X-men.ご存知でしょうか?

アメリカンコミックのヒーローもので、映画にもなっているのですが。

ここでいうX-menは映画です。


僕は最初の頃のX-Menはそんなに盛りっとこなくて、「ただやってるから見る」程度の評価だったのですが

ウルヴァリンX-menゼロという作品が僕にとってすごく大切な思い出の映画になってから

X-menファンになってしまいました。※友人のシェアハウスに転がりこんだ時にみんなで観た字幕無しの映画


そんなX-men。

実はすごく深い背景がある事を知ったのです。

X-menのメンバーは、ミュータントと呼ばれる超人能力を持つ新人類の集まりなのですが

ヒーローでもあるし、X-men以外のミュータントが能力を悪に使う事もあるので

旧人類から迫害というか、撲滅運動的な事もされる事もあるのです。

そういうストーリーも頭に入れておいて。


コミックのX-menの作者、「スタン・リー」さんはユダヤ系のお方で、ユダヤ人とか黒人の人種差別をスーパーヒーローものとして描いたものだったのです。

X-menのファーストジェネレーションの冒頭では後に悪役になるマグニートーがユダヤ人の強制収容所で家族を殺されるというシーンから始まる場面があるのですが、これを知ってつながってきました。


さらに、映画化してからの監督はずっと「ブライアン・シンガー」さん。

彼はバイセクシャルです。

彼はストーリーに「ゲイ」も盛り込んでいって、

X-menシリーズの中(ファイナル・ディシジョンだったと思う)で、

「僕がミュータントだなんて両親には言えないよ」

的なシーンがあるのですが、まさに「僕がゲイだなんて・・・」

とシンクロさせてますよね。

で、それを母親に言うと「あなたそのミュータントって。。。やめられないの?」

とか言うらしいのです。

そういうもんじゃないんだ(笑)そうやって生まれてきたんだから(笑)

実際に「ゲイってやめれないの?」という親もいるらしいですし(笑)知らないだけで。


という話を映画評論家の町山さんがしていて、また一段とX-menが好きになりそうです♪


・一番のお薦めはやはり「ウルヴァリン X-menゼロ」

ウルヴァリンが何故ウルヴァリンになったのか。

悲しく強いウルヴァリンのバックグランドがここにあります。


・二番目は「X-menファーストジェネレーション」

プロフェッサーとマグニートーの出会いからX-menの始まりのストーリー

結構いいです・


・三番目は二つ

「ファイナル・ディシジョン」と「フューチャー&パスト」

です。


そういうのを大体全部見た後に


春に公開された映画

「ローガン」

を見て下さい。

観てください。

ローガン(ウルヴァリン)役のヒュージャックマン曰く、最後のX-men作品。


最初から最後まですごく悲しくて、でもすごくすごくいい映画でした。

すごくいい映画でした。


「ローガン」


すごくいい映画です。