初回は私の考えを押し付けるかもしれません。ですので初回はお試しです。初回だけは。それがダメなら遠慮なくご要望を仰ってください。しっかりとお応え致します。あるお役様の声。

約一年間、週に一回おがわ屋へ足を運んでくださる方がいらっしゃいます。

「一年も週に一回というペースで通っていてよくなっていないの?」

と思われるかもしれません。


大変申し訳ございません。

辛いうちは集中的に通っていただいて、期間を延ばして行ってメンテナンス通いにしてもらう。

というのがコンセプトなのですが、

それが一年も続いているのは間違いなく私の力不足、コンセプトに添えていない口だけ男です。

謝ればいいという問題ではないのですが。


ただし、それはお客様の用途にもよります。

この方はとにかく一生懸命にお仕事されているのだと思います。

そして言っちゃなんなのですが、セルフメンテナンスをしない、する時間をとれないお方なのかもしれません。


・この方の来店目的は基本的に足に溜まった疲れを取り除きたい

・疲れを癒したい


というのがメインで、身体を良くしたいという思いはあるのですが、

おがわ屋を週に一回リフレッシュという意味でも必要としてくれている方なのだと私は思っております。


お客様に気づかされた事

このお方は美容師さんです。

【川島 拓哉さん、30代、美容師さん】


初めはいつも60分でいらしてくれていた方です。

それがある日時間が無いから今日は45分で。

という日がありました。


僕は、いつも60分でいらしてくれているのだから
45分でも同じ結果をだしたい。

と思い、少しマッハ(筋パフォーマンスアップ)状態で施術すると
同じ結果を出せた気がしました。
(それが同じ結果だったのかはもちろん本人に聞いてみないとわかりません)

当時、ホットペッパーのネット予約からだと
前日までの予約で70分3900円で受け付けていたので
川島さんに説明はしませんが、
60分で予約されても勝手に70分の施術をしていました。

川島さんはすごく時間の価値を分かっている方だと思います。

その川島さんは、施術が終わると

「長くしてくれてありがとうございます」

と仰ってくれていたのですが、
何かしっくりこない自分がいました。

60分で予約されたり、45分、90分の時もありました。

そうしていく内に僕の中で芽生えてきたのが

「長くなればなるほど、手を抜いているんじゃないか。」

という感覚です。

やろうと思えば45分マッハで同じ結果がだせるのに。




美容師さんの世界なら60分の施術を70分でやるというのは
完全に技術不足でアウト。
むしろ60分の施術を45分で済ませれればすごい。

川島さんにとって60分で予約したのに70分されるのは有難迷惑でしかないのではないか。。。

という風に考えるようになり、


僕の中で「時間」でサービスするより「結果」を出すべき

という考え方に変わってきました。

(もしかしたら、潜在的に元々そういう考えが芽生えてきていて、
都合の良いように川島さんをきっかけにしてしまっているかもしれません。)


10月の「値上げ」に踏み切ったのはこういう事も理由の内の一つでした。


僕には退職金もないので「値上げ」していくのは必須科目のようなものです。
ですので川島さんにはすごく感謝しています。

何回か今日は感謝の気持ちを伝えよう!

と思ったのですが
いきなり


「こうこうこういう事があったのでこうなったのです!
だから川島さんにはすごく感謝しているのです!ありがとうございます。」

と言われても
?????こいつは何をいきなり言い出したんだ?

と思われそうだったので
その気持ちは胸の内にしまっておきました。


屋号を変えた理由

普段、施術中にほとんど会話をしない川島さんが
今日は珍しく

「なんで屋号を変えたんですか?」

と質問されたので
会話が始まりました。


※屋号を変えた理由は結局説明しておりませんが

「ほぐし処」→ただの慰安

というイメージを払拭したいという考えがずっとあったからです。

もちろんただの慰安でなく、治療やメンテナンス目的で通われてる方もいらしていたのですが

ほぐし処で安売りをしていると、たまに変なお客さんも来てしまうからです。

大げさにいうと「なめてる」人ですね。

最初のカウンセリングシートを書いたら、書き終えたペンを「バンッ」と大げさな音を出して置いて
早く来いやオーラをだす人とか。(そうしたからなめてるとは限りませんが(笑))
(※この間、練習で御来店からの流れを姉とシミュレーションしていたら
姉はカウンセリングシートを書き終えた後、「バンッ」とペンを置いていました(笑)」
同じ血筋にいたか・・・・・・と思って笑えましたが。


それより何より、私は「柔道整復師」。
治療家です。

なのに何してるんだろう。

という気持ちもどんどん大きくなっていました。

ただマッサージするだけじゃダメだ。そもそもマッサージ師ではないし。


柔整師なのに整骨院にしない理由

お金の流れをしっている人や業界を知っている人は

「なんで整骨院にしないの?」

と言ってくれます。


僕もそこはすごく悩みました。

でも近ければ近い人ほど整骨院にする事を反対するのです。

今ある整骨院は大きく2種類


・①昔ながらの急性の怪我に対応した整骨院

・②急性の怪我と称して部位を転がしただ柔整マッサージを施す整骨院(グレーゾーン)


僕は①の整骨院で修行をしていないのいで、①のような事はできません。

近い人は②のような不条理(グレーゾーン)な事はするなと言いたいんだと思います。


それでも僕は「柔整師」ですから。

屋号は「柔整 おがわ屋」とさせてもらいました。

※整骨院という事に執着していません。
電気治療や道具が人を良くする事に有効だと判断した場合は積極的に取り入れていくつもりです。

※本当に必要な人には保険を適応してもいいかな~とも思うのですが。。。。。
(整骨院は6平方メートル以上の施術室と3.3平方メートル以上の待合室、換気、アルコールさえあれば開業できちゃうので)
(その場合はもちろん屋号に「整骨院」か「接骨院」という名前が入っていないと保険請求はできません)

川島さんの声

長くなりましたが

川島さんには屋号を変えた理由でなく
結局、値上げした理由のうちの一つを話しました。

「川島さんに教えてもらった気がするのです!」

というと

「え?僕、長くしてもらった時そんな風に言ってたんですか?」

僕の勘違いもほどほどにしてくれって感じですね(笑)
川島さんは本心で「ありがとう」を言っていてくれていたかもしれません(笑)

ともあれ川島さんがおがわ屋を選んでくれている理由は

・人柄
・店が綺麗
・新しい事をしようとしている事

でした。

ありがとうございます。



・人柄について

それはあなたが良い人だからですよ。

僕はハンムラビ法典にのっとった行動をとるようにしているので。(読んだ事ないけど)

目には目を、歯には歯を。

良い人には良い対応を。


実際に、最悪な例をあげると

16時からの予約の方が16時10分に電話をしてきて
「私16時からでしたっけ?17時のつもりでした。」
と言われた時。

すでに16時30分から希望のお客様をお断りしていたのもあり
大人げないですが、少し腹が立っていて

到着した時に
「なめてるんですか?」
と言ってしまい、お客様を泣かせてしまった事もあります。。。。。

本当に反省しております。



・店が綺麗

床をなめていいほど自信があります。

必要が無いのでなめませんが。


・新しい事をしようとしている事

常に進化しなきゃダメですね。。。。。。

ありがとうございます。




初回と今では施術内容が全然違う

川島さんには、初回と今では全然違う施術をさせてもらっています。

それは、すごく有難い事に
初回で全く要望にお応えできなかった僕に
川島さんがたくさんのご要望をくれたからです。

普通なら違ったから何も言わずにもう来ないパターンになるはずが
川島さんはいつもご要望をくれます。

そして成長させてもらっていると思っています。


皆様も、不満がありましたら是非仰っていただけないでしょうか?

精一杯お応えできるよう努力いたします。