嘘のような本当の話で、本当のような嘘の話ですが
一つだけ作り話があります。
どれでしょうか。
カナダのダッファリンパークという所で寝ていたら、
朝方、うっすら霧が舞っている中、
初老のおじさんが近づいてきて
「セックス トゥー ミー」
と言ってきました。
え???何セックストゥーミーって?なんか文法とかおかしくない?
とは後で思ったのですが
もちろん
「ノー!!!」
と思いっきり叫んだら去っていきました。
東京を出る前に、エンドーという恩人に挨拶に行き、
その帰り、乗り継ぎで「溝の口」という駅に立ち寄った際
帰りに京都に寄る予定だったので
何故か「溝の口」の駅で
京都に住んでいる旅夫妻と滋賀に住んでいる旅の姉に連絡をとり
合う日程を決めました。
旅の兄も誘おうと思ったのですが
関東住まいなので無理だろうと思いましたが
住居がちょうど「溝の口」だったことを思い出し
「会えないかな~」くらいのつもりで電話をかけました。
ー 小川「もしもし。マッキーさん?実は斯く斯く然々で・・・・・」
ー マッキーさん「おー。まじか。斯く斯く然々なんだ・・・・・・」
と話していると、前の方から到着した電車から降りてきたたくさんの人が歩いてきました。
??????
左耳の電話からマッキーさんの話す声が聞こえてくるだけでなく
何故か右耳のほうからリアルマッキーさんの声が聞こえてくるぞ。。。。。。
と思っていたら、目の前にマッキーさんが現れました。
驚いた僕らは昼間からサル-(乾杯)しに行きました。
あまりにも残酷だったのか、記憶も曖昧なのですが
人を殺しました。
というより、気づいたら殺していました。
殺したのは僕1人ではありません。
バンガローのようなところで周りに5,6人いました。
気付いたら、血が床や僕の私物にも付着していて
僕は捨てる荷物と持っていく荷物に分けていました。
僕らは殺人を隠ぺい工作する事にしたのです。
時刻はお昼前。
僕はさっさとそこから逃げる事にしました。
「え?もう行くの?」
「え?行く以外道はないですよね?みんなも早く逃げるべきですよ。」
と言い、そそくさと1人立ち去りました。
人を殺したんだから、絶対にすぐにバレる。
絶対に。
もう逃げるしかない。
というか、近いうちにどうせ捕まる。
あ~。人生終わってしまった。。。。。。
とりあえず、山梨県あたりの名も知らない町にやってきて、
山の上を歩いて目指していると
どのあたりか記憶が曖昧なのですが、
気付いたら真っ暗闇の中の見慣れた場所にいました。
「うわ。。。。。。良かった~。。。。。夢だった~。。。。。。。本当良かった~。。。。。。」
新鮮な記憶が何より一番幸せに感じると思うのですが
この殺人事件が「夢だった」と気付いた時は
本当に本当に幸せで今年一番の幸せだったかもしれません(笑)